この記事ではENEOSでんきと楽天でんきを比較して解説しております。
ENEOSでんきと楽天でんきのどちらの新電力にしようかお考えですか?
どちらも有名な企業が行っているだけに気になると思います。
この二つの新電力はどちらがお得になるかが大きなポイントではないでしょうか。
料金が安くなる事が新電力のメリットだと思いますので二つの新電力の料金ををエリア別に比較してみました。
この記事でわかること
- ENEOSでんきと楽天でんきの比較
- ENEOSでんきと楽天でんきの料金をエリア別に比較
目次
ENEOSでんきと楽天でんきの基本的な特徴から比較
ソフトバンクおうちでんきとENEOSでんきはどちらも有名企業の新電力です。
名前が有名なだけにどちらを選んだら良いのかわからない方も多いでしょう。
メモ
eneosでんきと楽天でんき2つと新電力会社の特徴はどちらも「人気が高い電力会社」です。ただ先に言っておくと楽天でんきは「2020年12月~の市場連動型プランの高騰から新規契約を一時制限していた」経緯もあります。最近では再開しているようです。
- ENEOSでんはきTポイント付与
- 楽天でんきは楽天ポイント付与
それを念頭に新電力の価格も見ながら比べてみましょう。
ENEOSでんきの特徴
ENEOSでんきはガソリンスタンドで有名なENEOSを運営しているJXTGエネルギーの新電力です。
全国で発電設備を運営し、2003年から始めた電気事業を活かして2016年から家庭用の新電力がスタートしました。
特徴としては2年以上の利用約束で「にねんとくとく割(表記はとくに二乗)」が適用され、1〜2年目では1kWhあたり0.20円(税込)割引になり、3年目以降では1kWhあたり0.30円(税込)割引になります。
ただし、にねんとくとく割を適用すると二年以内の解約で違約金が発生します。
ポイント
- Tポイントが貯まる
- ENEOSカードの利用でガソリン代が安くなる
- 電気のトラブルに24時間365日対応してくれる
ENEOSでんきは200円につき1ポイントのT ポイントが貯まります。
ENEOSカードを利用している人ならガソリン代が安くなる特徴があります。
またENEOSでんきは電気のトラブル時に24時間365日点検・調査・応急処置の出張サービスのサポートがあります。
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楽天でんきの特徴
楽天でんきは楽天カードや楽天市場で有名な楽天の新電力です。
楽天でんきの特徴としては以下のものがあります。
ポイント
- 基本料金0円
- 楽天ポイントが貯まる&使える
楽天でんきの大きな特徴としては基本料金が0円に設定されている事です。
楽天でんきを利用すると楽天ポイントが200円につき楽天ポイントを1ポイント付与され、貯まったポイントで支払いもできるのが特徴です。
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ENEOSでんきと楽天でんきの料金を地方別に料金比較表で見てみる
ENEOSでんきと楽天でんきの料金はエリアによって事なります。
一概にどちらの方が安くなるとは言えませんのでエリアごとに紹介し解説していきます。
特徴としましてはENEOSでんきは基本料金があり、楽天でんきは基本料金が無く、使った分だけの支払いとなりますが料金が一定で30A以上でしか利用できません。
北海道電力エリアの場合
北海道電力エリアのENEOSでんきと楽天でんきの料金を比較します。
基本料金
契約アンペア数 | ENEOSでんき | 楽天でんきプランS |
10A | 341.00円 | - |
15A | 511.50円 | |
20A | 682.00円 | |
30A | 1023.00円 | 0円 |
40A | 1364.00円 | |
50A | 1705.00円 | |
60A | 2046.00円 |
電力量料金(1kWhあたりの料金)
ENEOSでんき | 楽天電気プランS | |
120kWhまで | 23.26円 | 31.00円 |
120kWh〜280kWh | 28.54円 | |
280kWh以上 | 30.93円 |
電気を多く使う家庭も少なく使うカテもENEOSでんきの方が料金が安くなるでしょう。
楽天でんきは基本料金が0円ですが結果的に高くなってしまう可能性が高いです。
東北電力エリアの場合
東北電力エリアのENEOSでんきと楽天でんきの料金を比較します。
基本料金
契約アンペア数 | ENEOSでんき | 楽天でんきプランS |
10A | 330.00円 | - |
15A | 495.00円 | |
20A | 660.00円 | |
30A | 990.00円 | 0円 |
40A | 1320.00円 | |
50A | 1650.00円 | |
60A | 1980.00円 |
電力量料金(1kWhあたりの料金)
ENEOSでんき | 楽天電気プランS | |
120kWhまで | 18.38円 | 26.50円 |
120kWh〜300kWh | 24.43円 | |
300kWh以上 | 27.23円 |
電気を多く使う家庭の場合は楽天でんきの方が安くなる可能性があります。
一人暮らしなどそれ以外の場合はENEOSでんきの方が安くなるでしょう。
東京電力エリアの場合
東京電力エリアのENEOSでんきと楽天でんきの料金を比較します。
基本料金
契約アンペア数 | ENEOSでんき | 楽天でんきプランS |
10A | 286.00円 | - |
15A | 429.00円 | |
20A | 572.00円 | |
30A | 858.00円 | 0円 |
40A | 1144.00円 | |
50A | 1430.00円 | |
60A | 1716.00円 |
電力量料金(1kWhあたりの料金)
ENEOSでんき | 楽天電気プランS | |
120kWhまで | 19.88円 | 26.50円 |
120kWh〜300kWh | 24.54円 | |
300kWh以上 | 26.22円 |
電気を多く使う場合も一人暮らしのようにあまり使わない場合もENEOSでんきの方が安くなる確率が高いです。
楽天でんきの基本料金が0円の部分に魅力を感じると思いますが、120kWh未満ではENEOSでんきの方が安くまります。
中部電力エリアの場合
中部電力エリアのENEOSでんきと楽天でんきの料金を比較します。
基本料金
契約アンペア数 | ENEOSでんき | 楽天でんきプランS |
10A | 286.00円 | - |
15A | 429.00円 | |
20A | 572.00円 | |
30A | 858.00円 | 0円 |
40A | 1144.00円 | |
50A | 1430.00円 | |
60A | 1716.00円 |
電力量料金(1kWhあたりの料金)
ENEOSでんき | 楽天電気プランS | |
120kWhまで | 20.85円 | 26.50円 |
120kWh〜300kWh | 24.77円 | |
300kWh以上 | 26.49円 |
中部電力エリアでは300kWh以上使う場合は楽天でんきの方が安くなります。
電気を多く使う家庭では楽天、それ以外ではENEOSでんきの方が安くなるでしょう。
北陸電力エリアの場合
北陸電力エリアのENEOSでんきと楽天でんきの料金を比較します。
基本料金
契約アンペア数 | ENEOSでんき | 楽天でんきプランS |
10A | 242.00円 | - |
15A | 363.00円 | |
20A | 484.00円 | |
30A | 726.00円 | 0円 |
40A | 968.00円 | |
50A | 1210.00円 | |
60A | 1452.00円 |
電力量料金(1kWhあたりの料金)
ENEOSでんき | 楽天電気プランS | |
120kWhまで | 17.84円 | 22.00円 |
120kWh〜300kWh | 20.96円 | |
300kWh以上 | 21.69円 |
300kWh以上使う場合は楽天でんきん方が安くなる可能性が高くなります。
検診表を見て電気を多く使っているようなら楽天でんき、それ以外ならENEOSが安くなるでしょう。
関西電力エリアの場合
関西電力エリアのENEOSでんきと楽天でんきの料金を比較します。
最低料金
ENEOSでんき | 楽天でんきプランS |
285.00円(15kWhまでの使用) | 0円 |
電力量料金(1kWhあたりの料金)
ENEOSでんき | 楽天電気プランS | |
120kWhまで | 20.31円 | 22.50円 |
120kWh〜300kWh | 23.99円 | |
300kWh以上 | 26.80円 |
関西では120kWh以上から楽天でんきの方が単価が安いため電気を多く使う家庭では楽天でんきの方が安くなるでしょう。
中国電力エリアの場合
中国電力エリアのENEOSでんきと楽天でんきの料金を比較します。
最低料金
ENEOSでんき | 楽天でんきプランS |
337.37円(15kWhまでの使用) | 0円 |
電力量料金(1kWhあたりの料金)
ENEOSでんき | 楽天電気プランS | |
120kWhまで | 20.58円 | 24.50円 |
120kWh〜300kWh | 26.50円 | |
300kWh以上 | 27.51円 |
中国電力エリアでは120kWh以上から楽天でんきの方が単価が安いため電気を多く使う家庭では楽天でんきの方が安くなるでしょう。
四国電力エリアの場合
四国電力エリアのENEOSでんきと楽天でんきの料金を比較します。
最低料金
ENEOSでんき | 楽天でんきプランS |
411.40円(15kWhまでの使用) | 0円 |
電力量料金(1kWhあたりの料金)
ENEOSでんき | 楽天電気プランS | |
120kWhまで | 20.36円 | 24.50円 |
120kWh〜300kWh | 25.92円 | |
300kWh以上 | 27.91円 |
四国電力エリアでは120kWh以上から楽天でんきの方が単価が安いため電気を多く使う家庭では楽天でんきの方が安くなるでしょう。
九州電力エリアの場合
九州電力エリアのENEOSでんきと楽天でんきの料金を比較します。
基本料金
契約アンペア数 | ENEOSでんき | 楽天でんきプランS |
10A | 297.00円 | - |
15A | 445.50円 | |
20A | 594.00円 | |
30A | 891.00円 | 0円 |
40A | 1188.00円 | |
50A | 1485.00円 | |
60A | 1782.00円 |
電力量料金(1kWhあたりの料金)
ENEOSでんき | 楽天電気プランS | |
120kWhまで | 17.28円 | 23.50円 |
120kWh〜300kWh | 22.25円 | |
300kWh以上 | 23.97円 |
九州電力エリアでは電気を多く使う家庭の場合のみ楽天でんきの方が安くなる可能性があります。
300kWh未満ではENEOSでんきの方が安くなる可能性がありますので、電気をそこまで多く使わないようならばENEOSの方が良いでしょう。
まとめ
ENEOSでんきと楽天でんきの比較
- ポイントが貯まる新電力
- どのエリアでも一人暮らしではENEOSでんき
- 電気を多く使う場合はエリアによっておすすめが違う
ENEOSでんきと楽天でんきの共通しているところは支払いに応じてポイントが貯まるところです。
ENEOSでんきはTポイント、楽天でんきは楽天ポイントが貯まります。
ENEOSでんきは貯まったポイントを支払いに使えませんが、楽天でんきは楽天ポイントを電気代の支払いに充てる事ができます。
料金を比較してみると一人暮らしなど電気をあまり使わない家庭ではENEOSでんきの方が安くなりますが、それ以外はエリアによって事なります。
対象のエリアの料金を参照して検討してみてはいかがでしょうか。