ENEOSでんきを利用しようと考えても何か大きなデメリットがあったら嫌だと思いますよね。
今まで利用していた電力会社から乗り換えとなると不安になったり慎重になるものです。
あらかじめデメリットを把握し、メリットと比較して納得できたら契約したいと思うでしょう。
新電力ではかなりメジャーなサービスで、企業なども契約している所は多いです。認知度はかなり高いでしょう。
ENEOSでんきは電気使用量が多い家庭やENEOSカードを持っている方にお得になるプランを提供指定てガソリン代の割引やTポイントが貯まるなど特典が盛りだくさんです。
この記事ではENEOSでんきのデメリットとメリット、デメリットを検証した結果について解説します。
この記事でわかること
- 先に知っておきたいENEOSでんきのデメリット
- ENEOSでんきの特典やメリット
- デメリットとメリットを検証した結果
目次
ENEOSでんき3つのデメリット
ENEOSでんきを利用する前にあらかじめデメリットを知っておきたいでしょう。
デメリットを知って、受け入れられるならメリットを知っておきたいですよね!
それではまずENEOSでんきのデメリットから解説します。
2年契約をする場合解約金がかかる場合がある
ENEOSでんきには2年以上の契約を条件に電気代が割引されるサービス「2ねんとくとく割(表記はとくに二乗)」があり、こちらで申し込む方が多いでしょう。
2ねんとくとく割は2年利用する契約なので、23ヵ月未満の解約で違約金が発生します。
解約の理由が突然の引越しでも違約金が1100円(税込)かかります。
契約更新月である適用開始から23ヵ月目、24ヵ月目に解約される場合は違約金がかかりません。
また、引越し先でもENEOSでんきを利用する場合は解約違約金は発生しません。
電気の使用量が少ないと安くならない
ENEOSでんきは電気使用量が多い家庭で電気代が安くなるサービスです。
しかし、一人暮らしや電気をあまり利用しない家庭だと電気代がお得に感じにくいです。
例えば東京電力従量電灯Bで契約している方で月に180kWh未満の場合、ENEOSでんきにしても電気代は全く同じです。
300kWh以上利用しているなら電気代の割引率が上がるのでお得に感じるでしょう。
ENEOSでんきではオール電化向けプランがない
ENEOSでんきは「電気代のみ」と「電気とガス」のプランしかありません。
そのため、オール電化など大量に電気を使う人向けに特化されたサービスがないのがデメリットです。
オール電化ではあれば通常の電気プランでも安くなるメリットはありますが、「Looopでんきのスマートタイムプラン」の方が合っていると思います。
ガソリン代も安くなるメリットはありますが、単純にオール電化プランの新電力を探している人には不向きだと思います。
ちなみにガスは「東京ガス」「京葉ガス」のエリア(関東エリア)では対応可能です。
ENEOSでんき3つのメリット
ENEOSでんきのデメリットを知ってこのメリットをチェックしようとしていることは、デメリットがそこまで気にならなかったのでしょうか?
またメリットまで知って把握したいと考えたのかもしれませんね!
それではENEOSでんきにすることでお得になるメリットを紹介します。
Tポイントが貯まる
TSUTAYAやファミリーマートなどで利用できるTポイントをためている方も多いのではないでしょうか。
ENEOSでんきの支払いでTポイントが200円につき1ポイント貯まります。
ポイントはクレジットカード払いの場合は21日に付与され、口座引き落としでは引き落とし後の1週間程度で付与されます。
特別提携カードで支払いならポイントやマイルが優遇される
支払いに利用するクレジットカードが特別提携カードならそれぞれポイント・マイルの優待が受けられます。
利用しているクレジットカードによってそれぞれ付与されるポイントが倍になったり、ポイントとは別にマイル積算してくれるなどお得になります。
クレジットカード | ポイント・マイルの優待 | 倍率・積算 |
ANAカード | クレジットカード会社のポイントとは別に200円=1マイル自動で積算 | マイル積算 |
ビューカード | 通常1000円につき5ポイントが10ポイント | 2倍 |
ティーエスキュービックカード | 通常1000円につき10ポイントが15ポイント | 1.5倍 |
レクサスカード | 通常1000円につき10ポイントが15ポイント | 1.5倍 |
エポスカード | 通常200円につき1ポイントが2ポイント、ゴールドプラチナなら4ポイント | 2倍または4倍 |
エムアイカード | 通常200円につき1ポイントが100円につき1ポイント | 2倍 |
dカード | 通常100円につき1ポイントに加え200円につき1ポイント | 最大1.5倍 |
楽天カード | 通常100円につき1ポイントに加え200円につき1ポイント | 最大1.5倍 |
セブンカード・プラス/セブンカード | 通常200円につき1ポイントが200円につき2ポイント | 2倍 |
以上のようにクレジットカードのポイントなどがENEOSでんきの決済で通常より多くポイントがもらえたりマイルに積算できます。
ただし、この場合はTポイントは貯まりません。
ENEOSカードで支払いならガソリン代が安くなったり電気代が安くなる
ENEOSでんき支払いをENEOSカードにすると、ENEOSで給油する場合のガソリン代が安くなります。
カードの種類 | ENEOSカード割引 |
ENEOSカード S | ガソリン・灯油・経由代が1円/ℓ引き(最大150ℓ/月) |
ENEOSカード P | |
ENEOSカード C | |
ENEOSカード NICOS | |
ENEOSカード CB・シナジーカード | 毎月電気代100円割引 |
ENEOSカード(S・P・C・NICOS)では最初の使用月の翌々月給油分から適用されます。
ENEOSカード CB・シナジーカードを利用する場合は特典として毎月の電気料金が100円引きになります。
最初に支払いした翌月から割引の対象になります。
ただし、ENEOSカードで支払いの場合はTポイントは貯まりません。
他にも…
- ANAカード お支払い200円(税込)=1マイルを自動で積算
- ビューカード 通常1,000円(税込)につき5ポイントが10ポイント
- ティーエスキュービックカード 通常1,000円(税込)につき10ポイントが15ポイント
- レクサスカード 通常1,000円(税込)につき10ポイントが15ポイント
- エポスカード 通常200円(税込)につき1ポイントが2ポイント!ゴールド・プラチナカードなら4ポイント
- エムアイカード 通常200円(税込)につき1ポイントが、100円(税込)につき1ポイント
- dカード 通常100円(税込)につき1ポイントに加え、200円(税込)につき1ポイント
- 楽天カード 通常100円(税込)につき1ポイントに加え、200円(税込)につき1ポイント
- セブンカード 通常200円(税込)につき1ポイントが、200円(税込)につき2ポイント
まとめ デメリットとメリットを比較した結果
ENEOSでんきデメリットとメリットのまとめ
- 2年契約する場合は解約金がかかる場合がある
- 電気をあまり使わない家庭ではそこまで安さを感じない
- 支払いでTポイントが貯まる
- 特別優待クレジットカードならTポイントがない代わりにクレジットカードのポイントが多くなる
- ENEOSカードで支払うならガソリン代が安くなる
ENEOSでんきは2ねんとくとく割があり、2年間利用の約束なら電気代が安くなるサービスがありますが23ヵ月未満の解約で違約金1100円かかるデメリットがあります。
また、一人暮らしなど電気をあまり使わない家庭では電気代がそこまで安くなりません。
そのため、2年以内に実家に戻るなど引越し先でENEOSでんきを利用しない理由で解約をする予定がある方や、一人暮らしにはおすすめできない新電力となります。
ポイント
ENEOSでんきは利用料が多いほど電気代の割引が上がるので多く電気を利用する家庭では安くなります。
利用するクレジットカードが特別優待に当てはまる物を利用している方やENEOSカードを利用している方はお得になる新電力です。
支払いにクレジットカードだけでなく口座振替にも対応しているのはメリットだと思いますので、特別優待があるカードやENEOSカード利用者だけでなく、クレジットカードを利用したくない方も検討してみてはいかがでしょうか。
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