ENEOSでんきに切り替える事で高くなると心配ですか?
結論から言いますとENEOSでんきは高くなる心配がありません。

2016年から電力自由化になり、新電力に切り替える事で電気代を見直せるようになりました。
しかしこの新電力で2021年の1月に電気代が高騰したというニュースがあった事で不安に感じた方も多いでしょう。
この記事ではENEOSでんき代が高騰する心配がないことや高くなる理由について解説致します。
公式サイト
この記事で分かる事
- ENEOSでんきに申し込んで電気代が高くならない理由
- 新電力に切り替えて電気代が高くなったケース
目次
ENEOSでんきは高くなる心配がない理由について解説
ENEOSでんきに切り替える事で電気代が高くなると心配する方もいますね。
安心してください、ENEOSでんきに切り替えて電気代が上がる心配はありません。
これを具体的に説明するために料金単価を比較しながら解説します。
ENEOSでんきは料金が安くなる
ENEOSでんきは申し込む事で電気代が上がる心配はありません。
その理由を東京電力の従量電灯BとENEOSでんきを比較します。
電気代は時期によって変動します。ただ随時変わるというより、ほぼ「値が上がるとき」です。昨今の情勢では電気代が値上がっています。ここでのグラフの見方としては地方電力とENEOSでんきの電気代の傾向をご覧ください。変動が起きてもどれくらいの料金で抑えることができるのか把握する事が大切です
基本料金
契約アンペア数 | 東京電力従量電灯B | ENEOSでんき |
10A | 286.00円 | 286.00円 |
15A | 429.00円 | 429.00円 |
20A | 572.00円 | 572.00円 |
30A | 858.00円 | 858.00円 |
40A | 1144.00円 | 1144.00円 |
50A | 1430.00円 | 1430.00円 |
60A | 1716.00円 | 1716.00円 |
電力量料金(1kWhあたりの料金)
東京電力従量電灯B | ENEOSでんき | |
120kWhまで | 19.88円 | 19.88円 |
120kWh〜300kWh | 26.48円 | 24.54円 |
300kWh以上 | 30.57円 | 26.22円 |
基本料金と120kWhまでの料金は東京電力と同じです。
120kWh以上からENEOSでんきの方が安くなります。

4人世帯でシミュレーション
今までの電気代の内約 | ENEOSでんきの電気代の内約 | 電気使用量 | |
1月 | 14,696円 | 13,377円 | 500kWh |
2月 | 13,564円 | 12,414円 | 463kWh |
3月 | 12,128円 | 11,191円 | 416kWh |
4月 | 9,988円 | 9,370円 | 346kWh |
5月 | 9,223円 | 8,719円 | 321kWh |
6月 | 7,999円 | 7,637円 | 278kWh |
7月 | 9,774円 | 9,188円 | 339kWh |
8月 | 12,647円 | 11,633円 | 433kWh |
9月 | 10,966円 | 10,202円 | 378kWh |
10月 | 8,857円 | 8,407円 | 309kWh |
11月 | 9,101円 | 8,615円 | 317kWh |
12月 | 10,569円 | 9,864円 | 365kWh |
合計 | 129,512円 | 120,617円 | 4,465kWh |
4人暮らしを想定した東京電力エリアで一月に50A、500kWh利用した場合で計算しています。
東京電力と比較すると年間を通して8,895円お得になります。
高くなる理由は使いすぎているから
ENEOSでんきは以上のように電気代が高くなる心配がありません。
もしも高くなる事で考えられるのは単純に使いすぎている事です。
電気代の単価が安くなった事で安心して電気を多く使うと電気代が高くなる可能性は十分高くなります。

他の新電力会社で電気代が高くなった理由とは?
新電力では2021年の1月に電気代が高騰したことがありました。
しかし新電力を利用している全ての方の電気代が高騰したわけではありません。
その違いは料金プランにあります。
電気代が高騰したのは市場連動型プランの新電力を利用した方です。
ENEOSでんきは市場連動型ではないのでこのような心配はありません。
その電気料金の市場連動型とはなんなの?
新電力の市場連動型プランについて解説します。
市場連動の料金プランは日本卸電力取引所(JEPX)の価格に連動して電気料金単価が決まる仕組みを取っています。
つまり電気を使う人が少なくて電気が余っている時間帯は電気代が安くなり、電気を使う人が多い時間帯が電気使用量が増えるのでその分電気代が高くなるということです。
メリットとしては市場価格が安い時に電気を使うことができて電気料金を抑えることが可能ですが、デメリットとして逆に電気代が高騰してしまうケースがあることです。

市場連動型料金のプランで電気代が高騰した口コミ
当院の電気料金プランを確認しようと調べてみたところ、電気料金が高騰していることが分かりました。
市場連動型電気料金にしている会社は煽りを受けているそうです。
電力自由化に伴って思わぬ落とし穴が…ちなみに現在は落ちついたとのことですが、今回のことを機に電力会社の変更を検討しています
— スギ鍼灸治療院 (@sugishinkyuin) February 9, 2021
まさか市場連動型ちゃうやろな?😁
猛暑厳冬で電気代爆上げだぞwww— MJおか (@OkaSpoon) March 30, 2021
引っ越しすると、電気は勝手に新電力を案内される。
市場連動型の新電力だとむしろ電気代高くなることもあるから、案内がされるがままにいくと痛い目合いそう— あやたん (@AngexEngex) March 27, 2021
このように市場連動型の料金プランの新電力の電気代が高騰した事がありました。
試乗連動型の料金プランで電気代が高くなった原因は大きく分けて二つあります。
電気代が高くなった原因
- 火力発電に必要なLNG(液化天然ガス)の不足
- 大寒波の影響
寒波による気温低下により電気需要が増えたことで、LNG(液化天然ガス)を多く使用してしまったため消費と生産のバランスが崩れてしまい、発電量が減って電気代が高騰してしまいました。
まとめ
ENEOSでんきの電気代が高くならない理由のまとめ
- ENEOSでんきは基本的に安くなる
- 新電力で電気代が高騰したニュースは試乗連動型の背景がある
- ENEOSでんきは試乗連動型ではない
ENEOSでんきは電気代は東京電力などの地方電力よりも安い単価です。
そのため切り替えることで逆に高くなる心配はありません。
電気代が高くなるケースとしてはシンプルに使いすぎているところです。
また、新電力で電気代が大幅に高騰したというニュースを見て電気代が高くなると心配された方も多いのではないでしょうか。
これは上記で解説したように市場連動型の料金プランの新電力で起こってしまったケースで、ENEOSでんきはこの心配がありません。

以上のことから、電気代が高くなる事が心配な方は安心してENEOSでんきを申し込むと良いでしょう。