この記事ではENEOSでんきとエルピオでんきを比較したものを解説しております。
ENEOSでんきとエルピオでんき、どちらにしようか迷っていますか?
この二つの新電力はどちらも人気で企業としても歴史があるところです。
どちらとも地方電力よりも安くなる可能性が大きいのですが、エルピオでんきはエリアによっては高くなる方もいます。
ENEOSでんきとエルピオでんきの特徴と料金をエリア別に比較して解説していきます。
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この記事でわかること
- ENEOSでんきとエルピオでんきの特徴の比較
- ENEOSでんきとエルピオでんきの料金をエリア別で比較
目次
ENEOSでんきとエルピオでんきについて
ENEOSでんきとエルピオでんきはどちらもかなり人気の新電力です。
この二つはそれぞれ特徴があります。
例えばENEOSでんきは割引を適用するとタイミングによっては違約金が発生する場合がありますが、エルピオでんきは解約金がありません。
ENEOSでんきとは
ENEOSでんきはENEOSを運営しているJXTGエネルギーの新電力です。
全国で発電設備を運営し、2003年から始めた電気事業を活かして2016年から家庭用の新電力がスタートしました。
特徴としては2年以上の利用約束で「にねんとくとく割(表記はとくに二乗)」が適用され、1〜2年目では1kWhあたり0.20円(税込)割引になり、3年目以降では1kWhあたり0.30円(税込)割引になります。
ただし、にねんとくとく割を適用すると二年以内の解約で違約金が発生します。
ENEOSカードを利用している人ならガソリン代が安くなる特徴があります。
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エルピオでんきとは
エルピオでんきは50年以上ガスの供給を行なってきたエルピオの新電力です。
50年以上ガスの提供を行なってきたエネルギー企業だけあって、エルピオガスとセットにする事で毎月100円引きになる従来の電気代やガス代を節約できます。
解約金がかからないのも特徴です。
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ENEOSでんきとエルピオでんきの料金の比較を表にしてまとめてみた
ENEOSでんきとエルピオでんきの料金を比較します。
特徴としてはENEOSでんきは利用に応じて段階的に料金が上がり、エルピオはエリアによっては料金が一定になります。
またENEOSでんきの基本料金は地方電力と同じですが、エルピオでんきは割引になっております。
ENEOSでんきは日本全国(一部離島を除く)にエリアを展開しておりますが、エルピオでんきは北海道は供給エリアではありません。
そのため、北海道以外の供給エリアで比較して解説します。
なお、ENEOSでんきのにねんとくとく割を適用する場合の電力量料金は表示価格よりも0.2円安くなります。
東北電力エリアの場合
東北電力エリアでENEOSでんきとエルピオでんきを比較します。
基本料金
契約アンペア数 | ENEOSでんき | エルピオでんき |
10A | 330.00円 | ー |
15A | 495.00円 | |
20A | 660.00円 | |
30A | 990.00円 | 743.52円 |
40A | 1320.00円 | 937.04円 |
50A | 1650.00円 | 1171.29円 |
60A | 1980.00円 | 1497.22円 |
電力量料金(1kWhあたりの料金)
消費電力 | ENEOSでんき | エルピオでんき |
120kWhまで | 18.38円 | 23.24円 |
120kWh〜300kWh | 24.43円 | |
300kWh以上 | 27.23円 |
電力量料金を比較するとENEOSでんきは段階的に上がりますが、エルピオでんきは一定です。
この場合電気をあまり使わない家庭ではエネオスの方が安くなる可能性が高く、エルピオでんきは逆に高くなってしまう可能性があります。
東京電力エリアの場合
東京電力エリアでENEOSでんきとエルピオでんきを比較します。
エルピオでんきは30Aの場合はスタンダートライトプラン、40A以上はスタンダードプランとなります。
利用するアンペア数によって電力料金も違いますのでご注意ください。
基本料金
契約アンペア数 | ENEOSでんき | エルピオでんき |
10A | 286.00円 | ー |
15A | 429.00円 | |
20A | 572.00円 | |
30A | 858.00円 | 858.00円 |
40A | 1144.00円 | 1086.80円 |
50A | 1430.00円 | 1344.20円 |
60A | 1716.00円 | 1613.04円 |
エルピオでんきスタンダートライトプラン(30A)の電力量料金(1kWhあたりの料金)と比較
消費電力 | ENEOSでんき | スタンダードライト |
120kWhまで | 19.88円 | 21.14円 |
120kWh〜280kWh | 24.54円 | 23.03円 |
280kWh以上 | 26.22円 | 25.78円 |
エルピオでんきスダンダードプランS(40・50A)の電力量料金(1kWhあたりの料金)と比較
消費電力 | ENEOSでんき | スタンダードプランS(40・50A) |
120kWhまで | 19.88円 | 18.84円 |
120kWh〜280kWh | 24.54円 | 23.03円 |
280kWh以上 | 26.22円 | 25.78円 |
エルピオでんきスダンダードプランS(60A)の電力量料金(1kWhあたりの料金)と比較
消費電力 | ENEOSでんき | スタンダードプランS(60A) |
120kWhまで | 19.88円 | 18.65円 |
120kWh〜280kWh | 24.54円 | 23.03円 |
280kWh以上 | 26.22円 | 25.78円 |
エルピオでんきの場合、東京電力エリアではアンペア数によってプランや電力料金が違いますが、40A以上では基本料金も安く電力量料金も安いです。
このように比較するとアンペア数が大きいほどエルピオでんきの方が安くなる可能性が高いです。
30Aで電気をあまり使わな場合はENEOSでんきの方が安くなる可能映画高いです。
中部電力エリアの場合
中部電力エリアでENEOSでんきとエルピオでんきを比較します。
基本料金
契約アンペア数 | ENEOSでんき | エルピオでんき |
10A | 286.00円 | ー |
15A | 429.00円 | |
20A | 572.00円 | |
30A | 858.00円 | 743.52円 |
40A | 1144.00円 | 937.04円 |
50A | 1430.00円 | 1171.29円 |
60A | 1716.00円 | 1497.22円 |
電力量料金(1kWhあたりの料金)
消費電力 | ENEOSでんき | エルピオでんき |
120kWhまで | 20.85円 | 23.62円 |
120kWh〜280kWh | 24.77円 | |
280kWh以上 | 26.49円 |
中部電力エリアでは一人暮らしなどあまり電気を使わない家庭ではENEOSの方が安くなる可能性が大きいです。
しかし電気を多く使う家庭の場合はエルピオでんきの方が安くなる可能性が大きいです。
北陸電力エリアの場合
北陸電力エリアでENEOSでんきとエルピオでんきを比較します。
基本料金
契約アンペア数 | ENEOSでんき | エルピオでんき |
10A | 242.00円 | - |
15A | 363.00円 | |
20A | 484.00円 | |
30A | 726.00円 | 0円 |
40A | 968.00円 | 0円 |
50A | 1210.00円 | 0円 |
60A | 1452.00円 | 0円 |
電力量料金(1kWhあたりの料金)
消費電力 | ENEOSでんき | エルピオでんき |
120kWhまで | 17.84円 | 21.03円 |
120kWh〜300kWh | 20.96円 | |
300kWh以上 | 21.69円 |
エルピオでんきは北陸電力エリアの場合基本料金がなく、使った分だけの料金となります。
電力量料金も120kWh以上は安くなるので、電気を多く使う家庭では電気代を節約できるでしょう。
300kWh未満の場合の電力量料金がENEOSでんきの方が安くなりますが、電気を常に多くつかているようならエルピオでんきの方が安くなる可能性があります。
関西電力エリアの場合
関西電力エリアでENEOSでんきとエルピオでんきを比較します。
最低料金
ENEOSでんき | エルピオでんき |
285.00円(15kWhまでの使用) | 0円 |
消費電力 | ENEOSでんき | エルピオでんき |
120kWhまで | 20.31円 | 22.2円 |
120kWh〜300kWh | 23.99円 | |
300kWh以上 | 26.80円 |
エルピオでんきは関西電力エリアの場合基本料金が0円で使った分だけの支払いになります。
電気を多く使う場合はエルピオでんきの方が安くなる可能性が大きいです。
中国電力エリアの場合
中国電力エリアでENEOSでんきとエルピオでんきを比較します。
最低料金
ENEOSでんき | エルピオでんき |
336.87円(15kWhまでの使用) | 0円 |
電力量料金(1kWhあたりの料金)
消費電力 | ENEOSでんき | エルピオでんき |
120kWhまで | 20.58円 | 23.58円 |
120kWh〜300kWh | 26.50円 | |
300kWh以上 | 27.51円 |
エルピオでんきは中国電力エリアの場合は基本料金が0円で使った分だけの支払いになります。
電力量料金は一律ですが電気をあまり使わないと逆に高くなってしまうケースもありますので、これが心配な方はENEOSでんきの方が良いでしょう。
四国電力エリアの場合
四国電力の従量電灯Aとエルピオでんきを比較します。
最低料金
ENEOSでんき | エルピオでんき |
411.40円(15kWhまでの使用) | 0円 |
電力量料金(1kWhあたりの料金)
消費電力 | ENEOSでんき | エルピオでんき |
120kWhまで | 20.36円 | 23.94円 |
120kWh〜300kWh | 25.92円 | |
300kWh以上 | 27.91円 |
エルピオでんきは四国電力エリアの場合では基本料金がなく、使った分の一律料金になっています。
2人世帯以上ではエルピオでんきの方が電気代を多く節約できる可能性があり、単身ではENEOSでんきの方が節約できる可能性が大きいです。
九州電力エリアの場合
九州電力エリアでENEOSでんきとエルピオでんきを比較します。
基本料金
契約アンペア数 | ENEOSでんき | エルピオでんき |
10A | 297.00円 | - |
15A | 445.50円 | |
20A | 594.00円 | |
30A | 891.00円 | 0円 |
40A | 1188.00円 | 0円 |
50A | 1485.00円 | 0円 |
60A | 1782.00円 | 0円 |
電力量料金(1kWhあたりの料金)
消費電力 | ENEOSでんき | エルピオでんき |
120kWhまで | 17.28円 | 22.91円 |
120kWh〜300kWh | 22.25円 | |
300kWh以上 | 23.97円 |
エルピオでんきは九州電力エリアの場合では基本料金がどのアンペアでも0円です。
電力量料金は一律ですが、120kWh以下だと高くなってしまう場合があるので、検針票をみてあまり電気を使っていないようならENEOS電気の方が良いでしょう。
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まとめ
ENEOSでんきとエルピオでんきの比較まとめ
- ENEOSでんきは電気代だけでなくガソリンも安くなる
- 電気を多く使うならエルピオでんきの方が安くなる
- 単身など電気をあまり使わない場合はENEOSでんき
ENEOSでんきとエルピオでんきを比較しましたがそれぞれ特徴があります。
ENEOSでんきの特徴
ENEOSでんきはにねんとくとく割を適用すればより安くなりますが、解約の場合は違約金が発生します。
また、ENEOSカードで支払いをすることでガソリン代が安くなります。
エルピオでんきの特徴
エルピオでんきは地方によって料金プランが異なり、解約金がありません。
料金をエリア別に比較すると電気をあまり使わない家庭ではENEOSでんきの方が安くなる可能性が高く、電気を多く使う家庭ではエルピオでんきの方が安くなる可能性が高いです。
\ 新電力のHPを確認 /
申し込みの前には検針票を確認してみると良いでしょう。
どちらもおすすめできる新電力なので検討してみてはいかがでしょうか。