この記事ではソフトバンクおうちでんきとENEOSでんきを比較して解説しております。
ソフトバンクおうちでんきとENEOSでんきでお悩みですか?
2016年から電力自由化になり様々な企業が電力事業に乗り出してきました。
スマートフォンがソフトバンクの場合はソフトバンクショップでソフトバンクおうちでんきを勧められた方も多いのではないでしょうか。
家電量販店やガソリンスタンドでENEOSでんきを勧められたかもしれませんね。

この二つの新電力のどちらを選んで良いのか迷ってしまう方も多いでしょう。
そこでこの二つの新電力の特徴とエリア別に料金を比較しました。
この記事でわかること
- ソフトバンクおうちでんきとENEOSでんきの比較
- ソフトバンクおうちでんきとENEOSでんきの料金をエリア別に比較
目次
ソフトバンクでんきとENEOSでんきのそれぞれの特徴を知ろう
ソフトバンクおうちでんきとENEOSでんきはどちらも有名企業の新電力です。
名前が有名なだけにどちらを選んだら良いのかわからない方も多いでしょう。
まずはこの二つの新電力の特徴を紹介します。
ソフトバンクでんきの特徴とは
ソフトバンクおうちでんきは、ソフトバンクが運営する新電力です。
基本料金は各地域の電力会社と同額で、従量電力料金は各地域の電力会社から1%引きになるのがソフトバンクおうちでんきの料金システムで、確実に安くなります。
ソフトバンクおうちでんきの特徴は以下のものがあります。
ポイント
- ソフトバンク・ワイモバイルユーザーがお得になる
- おうちのトラブルに無料で対応してくれる
同じソフトバンクが運営するソフトバンクスマホユーザーやワイモバイルユーザーは電気代が安くなる仕組みになっています。
具体的に言いますと、ソフトバンク・ワイモバイルユーザーは電気代がスマホ1回線につき100円引きになります。
またソフトバンクおうちでんきはおうちの水漏れや鍵の紛失などのトラブルが起こってしまた場合などのトラブルに24時間365日無料で対応してくれます!
ENEOSでんきの特徴とは
ENEOSでんきはガソリンスタンドで有名なENEOSを運営しているJXTGエネルギーの新電力です。
全国で発電設備を運営し、2003年から始めた電気事業を活かして2016年から家庭用の新電力がスタートしました。
特徴としては2年以上の利用約束で「にねんとくとく割(表記はとくに二乗)」が適用され、1〜2年目では1kWhあたり0.20円(税込)割引になり、3年目以降では1kWhあたり0.30円(税込)割引になります。
ただし、にねんとくとく割を適用すると二年以内の解約で違約金が発生します。
ポイント
- Tポイントが貯まる
- ENEOSカードの利用でガソリン代が安くなる
- 電気のトラブルに24時間365日対応してくれる
ENEOSカードを利用している人ならガソリン代が安くなる特徴があります。
またENEOSでんきは電気のトラブル時に24時間365日点検・調査・応急処置の出張サービスのサポートがあります。
ソフトバンクでんきとENEOSでんきの料金を地域エリア別比較
ソフトバンクおうちでんきとENEOSでんきは実際にどちらが安いのか料金で決めたいですよね。
特徴としてはソフトバンクおうちでんきの場合、電力量料金が地方電力の1%引きの料金になります。
ENEOSでんきの場合は料金が段階的に変わり安くなります。
利用可能エリアはそれぞれ事なり、共通としている以下のエリアのみ比較致しました。
共通利用可能エリア
- 北海道電力エリア
- 東北電力エリア
- 東京電力エリア
- 中部電力エリア
- 関西電力エリア
- 中国電力エリア
- 四国電力エリア
北海道電力エリアの場合
北海道電力エリアのソフトバンクおうちでんきとENEOSでんきの料金を比較します。
基本料金
契約アンペア数 | ソフトバンクおうちでんき | ENEOSでんき |
10A | 341.00円 | 341.00円 |
15A | 511.50円 | 511.50円 |
20A | 682.00円 | 682.00円 |
30A | 1023.00円 | 1023.00円 |
40A | 1364.00円 | 1364.00円 |
50A | 1705.00円 | 1705.00円 |
60A | 2046.00円 | 2046.00円 |
電力量料金(1kWhあたりの料金)
ソフトバンクおうちでんき | ENEOSでんき | |
120kWhまで | 23.73円 | 23.26円 |
120kWh〜280kWh | 29.95円 | 28.54円 |
280kWh以上 | 33.64円 | 30.93円 |
比較するとENEOSでんきの方が全体的に安くなります。
ソフトバンク・ワイモバイルユーザーはスマホ代が100円引きになるメリットがありますが、それでもENEOSでんきんほうが安いでしょう。
東北電力エリアの場合
東北電力エリアのソフトバンクおうちでんきとENEOSでんきの料金を比較します。
基本料金
契約アンペア数 | ソフトバンクおうちでんき | ENEOSでんき |
10A | 330.00円 | 330.00円 |
15A | 495.00円 | 495.00円 |
20A | 660.00円 | 660.00円 |
30A | 990.00円 | 990.00円 |
40A | 1320.00円 | 1320.00円 |
50A | 1650.00円 | 1650.00円 |
60A | 1980.00円 | 1980.00円 |
電力量料金(1kWhあたりの料金)
ソフトバンクおうちでんき | ENEOSでんき | |
120kWhまで | 18.39円 | 18.38円 |
120kWh〜300kWh | 25.07円 | 24.43円 |
300kWh以上 | 28.98円 | 27.23円 |
120kWhまでの料金はほぼ変わりませんが全体的にENEOSでんきの方が安くなります。
ソフトバンク・ワイモバイルユーザーで一人暮らしの場合はソフトバンクおうちでんきの方が安くなる可能性があります。
東京電力エリアの場合
東京電力エリアのソフトバンクおうちでんきとENEOSでんきの料金を比較します。
基本料金
契約アンペア数 | ソフトバンクおうちでんき | ENEOSでんき |
10A | 286.00円 | 286.00円 |
15A | 429.00円 | 429.00円 |
20A | 572.00円 | 572.00円 |
30A | 858.00円 | 858.00円 |
40A | 1144.00円 | 1144.00円 |
50A | 1430.00円 | 1430.00円 |
60A | 1716.00円 | 1716.00円 |
電力量料金(1kWhあたりの料金)
ソフトバンクおうちでんき | ENEOSでんき | |
120kWhまで | 19.68円 | 19.88円 |
120kWh〜300kWh | 26.21円 | 24.54円 |
300kWh以上 | 30.26円 | 26.22円 |
120kWhまではソフトバンクおうちでんきの方が安くなります。
それ以上であればENEOSでんきがお得になっていきます。
ソフトバンク・ワイモバイルユーザーで一人暮らしの場合はソフトバンクおうちでんきの方が安くなる可能性が高いでしょう。
しかし電気を多く使う家庭ではENEOSでんきの方がおすすめになります。
中部電力エリアの場合
中部電力エリアのソフトバンクおうちでんきとENEOSでんきの料金を比較します。
基本料金
契約アンペア数 | ソフトバンクおうちでんき | ENEOSでんき |
10A | 286.00円 | 286.00円 |
15A | 429.00円 | 429.00円 |
20A | 572.00円 | 572.00円 |
30A | 858.00円 | 858.00円 |
40A | 1144.00円 | 1144.00円 |
50A | 1430.00円 | 1430.00円 |
60A | 1716.00円 | 1716.00円 |
電力量料金(1kWhあたりの料金)
ソフトバンクおうちでんき | ENEOSでんき | |
120kWhまで | 21.04円 | 20.85円 |
120kWh〜300kWh | 25.51円 | 24.77円 |
300kWh以上 | 28.04円 | 26.49円 |
全体的にENEOSでんきの方が安くなります。
電気の節約を多くしてあまり使わない一人暮らしでソフトバンク・ワイモバイルユーザーならばソフトバンクおうちでんきの方が電気代が安くなる可能性があります。
関西電力エリアの場合
関西電力エリアのソフトバンクおうちでんきとENEOSでんきの料金を比較します。
最低料金
ソフトバンクおうちでんき | ENEOSでんき |
285.00円(15kWhまでの使用) | 285.00円(15kWhまでの使用) |
電力量料金(1kWhあたりの料金)
ソフトバンクおうちでんき | ENEOSでんき | |
120kWhまで | 20.30円 | 20.31円 |
120kWh〜300kWh | 24.10円 | 23.99円 |
300kWh以上 | 27.80円 | 26.80円 |
120kWhまではソフトバンクおうちでんきの方が若干安くなります。
ソフトバンク・ワイモバイルユーザーで一人暮らしの場合はソフトバンクおうちでんきの方が安くなる可能性がありますが、電気を多く使う家庭ならばENEOSでんきの方が安くなるでしょう。
中国電力エリアの場合
中国電力エリアのソフトバンクおうちでんきとENEOSでんきの料金を比較します。
最低料金
ソフトバンクおうちでんき | ENEOSでんき |
336.87円(15kWhまでの使用) | 337.37円(15kWhまでの使用) |
電力量料金(1kWhあたりの料金)
ソフトバンクおうちでんき | ENEOSでんき | |
120kWhまで | 20.55円 | 20.58円 |
120kWh〜300kWh | 27.16円 | 26.50円 |
300kWh以上 | 29.26円 | 27.51円 |
120kWhまではENEOSでんきの方が少しだけ高くなりますので、ソフトバンク・ワイモバイルユーザーで一人暮らしの場合はソフトバンクおうちでんきの方が安くなる可能性があります。
しかし120kWh以上からENEOSでんきの方が安いので電気を多く使うならENEOSでんきんほうが安くなるでしょう。
四国電力エリアの場合
四国電力エリアのソフトバンクおうちでんきとENEOSでんきの料金を比較します。
最低料金
ソフトバンクおうちでんき | ENEOSでんき |
411.40円(15kWhまでの使用) | 411.40円(15kWhまでの使用) |
電力量料金(1kWhあたりの料金)
ソフトバンクおうちでんき | ENEOSでんき | |
120kWhまで | 24.50円 | 20.36円 |
120kWh〜300kWh | 26.72円 | 25.92円 |
300kWh以上 | 30.19円 | 27.91円 |
全体的にENEOSでんきの方が安くなります。
一人暮らしのソフトバンク・ワイモバイルユーザーなら安くなる可能性がありますが、単価を見てもENEOSの方が安くなる可能性が高いです。
ココがポイント
- 1人暮らし…おうちでんき
- 2人暮らし以上…ENEOSでんき
カンタンに言うと上記のような感覚で選んでも良いと思います。ENEOSでんきはガソリン代も多少安くなるため家族向けかもしれません。ただガソリン代の値引きのガソリン量も制限があるため総合的に考えるとそこまでお得ではないので、単純に電気料金を考えて選ばれる方が良いです
まとめ
ソフトバンクおうちでんきとENEOSでんきを比較した結果
- 一人暮らしでソフトバンク・ワイモバイルユーザーならソフトバンクおうち電気の方が安くなるかもしれない
- 全体的にENEOSでんきの方が安くなる
- ENEOSでんきならTポイントなど料金以上にお得になる
まず大前提にソフトバンク・ワイモバイルユーザー以外はソフトバンクおうちでんきにするメリットがありません。
一人暮らしの場合はソフトバンクおうちでんきの方が安くなる可能性がありますが、全体を通してENEOSでんきの方が安くなります。

ENEOSでんきは電気代の支払いに応じてポイント還元もありますので電気代が安くなる以上にお得になります。
迷った場合はENEOSでんきを検討してみてはいかがでしょうか。