
シン・エナジーVSエルピオでんきの比較
この記事ではシン・エナジーとエルピオでんきを比較して解説しております。
家庭の電気を安くするのに、シン・エナジーとエルピオでんきのどちらかで迷っていますか?
この2つの新電力は電気代が安くなるとかなり評判も高いの優れた新電力です。

ただし、確実に安くするためにはライフスタイルにあったプランを選ぶ事が重要です。
家庭のよってはどちらかを選ぶと高くなってしまう可能性も考えられますので注意が必要ですね。
シン・エナジーとエルピオでんきの特徴と料金を比較して解説致します。
この記事でわかること
- シン・エナジーとエルピオでんきの特徴の比較
- シン・エナジーとエルピオでんきの料金をエリア別で比較
目次
シン・エナジーとエルピオでんきの基本的な特徴について
シン・エナジーとエルピオでんきはどちらも人気の新電力です。
この2つの新電力の特徴について解説していきます。
シン・エナジーの特徴は?
シン・エナジーは兵庫県に拠点を置くエネルギー事業を展開する企業です。
提供エリアは北海道以外です(離島などでは利用できない場合があります)。
シン・エナジーでは特に再生可能エネルギーの開発に力を入れていて、太陽光発電所やバイオマス発電所などの環境に優しい発電施設を全国に設置してます。
シンエナジーは次のようなライフスタイルに合わせたプランを選ぶことができるのも特徴です。
6種類の電力プランがある面白い新電力です。
- 夜間の電気代が安くなる【夜】生活フィットプラン
- 昼間の電気代が安くなる【昼】生活フィットプラン
また、シン・エナジーは電気利用料金が200円につきJALのマイルが1マイル貯まります。

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エルピオでんきの特徴は?
エルピオでんきは50年以上ガスの供給を行なっているエルピオの電力です。
50年以上ガスの提供を行なってきたエネルギー企業だけあって、エルピオガスとセットにする事で毎月100円引きになる従来の電気代やガス代を節約できます。
ガスのエリア:三重県、千葉県、埼玉県、岐阜県、愛知県、東京都、栃木県、神奈川県、群馬県、茨城県
基本料金はの有無はエリアで事なり、電力量料金も事なります

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シン・エナジーとエルピオでんきの料金を地域別にそれぞれ比較

シン・エナジーとエルピオでんきの料金を地域別にそれぞれ比較
シン・エナジーとエルピオでんきをエリア別にまとめましたので紹介致します。
シン・エナジーは昼間のみ安くなるプランと夜間のみ安くなるプランも有りますが、ここでは比較のために「きほんプラン」で紹介致します。
東北電力エリアの場合
東北電力エリアでシン・エナジーとエルピオでんきを比較します。
基本料金
契約アンペア数 | シン・エナジー | エルピオでんき |
30A | 980.83円 | 743.52円 |
40A | 1307.78円 | 937.04円 |
50A | 1633.70円 | 1171.29円 |
60A | 1960.65円 | 1497.22円 |
電力量料金(1kWhあたりの料金)
消費電力 | シン・エナジー | エルピオでんき |
120kWhまで | 18.31円 | 23.24円 |
120kWh〜300kWh | 24.42円 | |
300kWh以上 | 26.79円 |
電力量料金を比較するとシン・エナジーは段階的に上がりますが、エルピオでんきは一定です。
この場合電気をほぼ使わない家庭ではシン・エナジーの方が安くなる可能性が高く、エルピオでんきは逆に高くなってしまう可能性があります。
しかし120kWh以上ではエルピオでんきの方が安くなりますので検針表を確認してください。
東京電力エリアの場合
東京電力エリアでシン・エナジーとエルピオでんきを比較します。
エルピオでんきは30Aの場合はスタンダートライトプラン、40A以上はスタンダードプランとなります。
利用するアンペア数によって電力料金も違いますのでご注意ください。
基本料金
契約アンペア数 | シン・エナジー | エルピオでんき |
30A | 768.34円 | 858.00円 |
40A | 1024.45円 | 1086.80円 |
50A | 1280.56円 | 1344.20円 |
60A | 1536.68円 | 1613.04円 |
エルピオでんきスタンダートライトプラン(30A)の電力量料金(1kWhあたりの料金)と比較
消費電力 | シン・エナジー | スタンダードライト |
120kWhまで | 19.67円 | 21.14円 |
120kWh〜280kWh | 24.78円 | 23.03円 |
280kWh以上 | 27.71円 | 25.78円 |
エルピオでんきスダンダードプランS(40・50A)の電力量料金(1kWhあたりの料金)と比較
消費電力 | シン・エナジー | スタンダードプランS(40・50A) |
120kWhまで | 19.67円 | 18.84円 |
120kWh〜280kWh | 24.78円 | 23.03円 |
280kWh以上 | 27.71円 | 25.78円 |
エルピオでんきスダンダードプランS(60A)の電力量料金(1kWhあたりの料金)と比較
消費電力 | シン・エナジー | スタンダードプランS(60A) |
120kWhまで | 19.67円 | 18.65円 |
120kWh〜280kWh | 24.78円 | 23.03円 |
280kWh以上 | 27.71円 | 25.78円 |
エルピオでんきの場合、東京電力エリアではアンペア数によってプランや電力料金が違いますが、40A以上では基本料金も安く電力量料金も安いです。
このように比較するとアンペア数が大きいほどエルピオでんきの方が安くなる可能性が高いです。
中部電力エリアの場合
中部電力エリアでシン・エナジーとエルピオでんきを比較します。
基本料金
契約アンペア数 | シン・エナジー | エルピオでんき |
30A | 824.95円 | 743.52円 |
40A | 1101.59円 | 937.04円 |
50A | 1375.25円 | 1171.29円 |
60A | 1649.91円 | 1497.22円 |
電力量料金(1kWhあたりの料金)
消費電力 | シン・エナジー | エルピオでんき |
120kWhまで | 20.40円 | 23.62円 |
120kWh〜280kWh | 23.87円 | |
280kWh以上 | 25.24円 |
中部電力エリアでは一人暮らしなどあまり電気を使わない家庭ではシン・エナジーの方が安くなる可能性が有ります。
しかし電気を多く使う家庭の場合はエルピオでんきの方が安くなる可能性が大きいです。
北陸電力エリアの場合
北陸電力エリアでシン・エナジーとエルピオでんきを比較します。
基本料金
契約アンペア数 | シン・エナジー | エルピオでんき |
30A | 704.22円 | 0円 |
40A | 938.96円 | 0円 |
50A | 1173.70円 | 0円 |
60A | 1408.44円 | 0円 |
電力量料金(1kWhあたりの料金)
消費電力 | シン・エナジー | エルピオでんき |
120kWhまで | 17.30円 | 21.03円 |
120kWh〜300kWh | 20.78円 | |
300kWh以上 | 22.74円 |
エルピオでんきは北陸電力エリアの場合基本料金がなく、使った分だけの料金となります。
300kWh未満ではシン・エナジーの方が単価が安いので、2人世帯など電気をあまり使わないようならばシン・エナジーの方が良いでしょう。
関西電力エリアの場合
関西電力エリアでシン・エナジーとエルピオでんきを比較します。
最低料金
シン・エナジー | エルピオでんき |
304.01円(15kWhまでの使用) | 0円 |
消費電力 | シン・エナジー | エルピオでんき |
120kWhまで | 19.81円 | 22.2円 |
120kWh〜300kWh | 23.83円 | |
300kWh以上 | 27.30円 |
エルピオでんきは関西電力エリアの場合基本料金が0円で使った分だけの支払いになります。
120kWhからエルピオでんきの方が安くなるので、一人暮らし以外はエルピオでんきの方が安くなる可能性が高いです。
中国電力エリアの場合
中国電力エリアでシン・エナジーとエルピオでんきを比較します。
最低料金
シン・エナジー | エルピオでんき |
226.11円(15kWhまでの使用) | 0円 |
電力量料金(1kWhあたりの料金)
消費電力 | シン・エナジー | エルピオでんき |
120kWhまで | 20.72円 | 23.58円 |
120kWh〜300kWh | 24.95円 | |
300kWh以上 | 27.70円 |
エルピオでんきは中国電力エリアの場合は基本料金が0円で使った分だけの支払いになります。
120kWhからエルピオでんきの方が安くなるため、世帯人数が多い場合はエルピオでんきにすると良いでしょう。
四国電力エリアの場合
四国電力の従量電灯Aとエルピオでんきを比較します。
最低料金
シン・エナジー | エルピオでんき |
300.46円(15kWhまでの使用) | 0円 |
電力量料金(1kWhあたりの料金)
消費電力 | シン・エナジー | エルピオでんき |
120kWhまで | 20.37円 | 23.94円 |
120kWh〜300kWh | 26.48円 | |
300kWh以上 | 27.81円 |
エルピオでんきは四国電力エリアの場合では基本料金がなく、使った分の一律料金になっています。
120kWhからエルピオでんきの方が安くなるため、世帯人数が多い場合はエルピオでんきにすると良いでしょう。
九州電力エリアの場合
九州電力エリアでシン・エナジーとエルピオでんきを比較します。
基本料金
契約アンペア数 | シン・エナジー | エルピオでんき |
30A | 882.09円 | 0円 |
40A | 1152.36円 | 0円 |
50A | 1410.75円 | 0円 |
60A | 1603.80円 | 0円 |
電力量料金(1kWhあたりの料金)
消費電力 | シン・エナジー | エルピオでんき |
120kWhまで | 17.26円 | 22.91円 |
120kWh〜300kWh | 21.39円 | |
300kWh以上 | 23.43円 |
エルピオでんきは九州電力エリアの場合では基本料金がどのアンペアでも0円です。
300kWh未満まではシン・エナジーの方が安くなります。
4人世帯など電気を多く使う家庭以外はシン・エナジーにすると良いでしょう。
まとめ
シン・エナジーとエルピオでんきの比較まとめ
- シン・エナジーはポイントが貯まる
- 4人世帯以上はエルピオでんきの方が安くなる可能性が高い
- 300kWh未満はエリアによって異なる
シン・エナジーとエルピオでんきの特徴と料金を比較しました。
シン・エナジーは支払いに応じてポイントが貯まるポイントが有りますが、エルピオでんきはガスとセットにする事で割引になるポイントが有ります。
料金の安さは世帯状況やエリアによって異なるため、お住いの地域と検針表を見て比べてみてください。

また、シン・エナジーは昼間のみ安くなるプランや夜間のみ安くなる生活フィットプランが有ります。
生活フィットプランならライフスタイルによっては4人世帯でもシン・エナジーの方が安くなる可能性が有りますので検討してみてはいかがでしょうか。
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