電気代

電気代は冷房と除湿はどっちが高い?安い?解説してみた

この記事ではエアコンの冷房と除湿の電気代の違いについて解説しております。

 

真夏になるとどうしてもエアコンが必要になりますね。

近年では家の中でも熱中症になる危険性がありますので我慢せずにエアコンを使った方がいいです。

エアコンないとホントに7月下旬~8月中旬までは特に無理だわ
地域によっても差がありますが、もはや必需品だと思います

しかしそこで気になるのは電気代ではないでしょうか

エアコンをつけると電気代が高くなってしまいますよね。

 

エアコンで部屋の室温を下げる方法として冷房の他に除湿があります。

この二つのどちらが電気代が安いのか、また違いがどのようなものなのか知らない方も多いです。

 

冷房と除湿の仕組みに違いがありますので電気代も変わっていきますので解説していきます。

この記事でわかる事

  • エアコンの冷房と除湿はどちらがでんき愛が安いか
  • エアコンの冷房と除湿の違い
  • 冷房と除湿の使い方

 

エアコンの冷房と除湿はどちらが電気代が安いのかを違いで解説

真夏に部屋を冷やすための機能として冷房の他に除湿があります。

この二つの機能を上手に使い分けることで電気代を節約することが可能になります。

 

では実際にどちらが安くできるかと言いますと、使い方次第なんですね。

 

除湿の方が安くできるイメージがあるかもしれませんが、除湿の方が安い場合がありますし高くなる場合もあるのです

エアコンの冷房と除湿の違いについて解説します。

 

冷房は温度を下げる機能

冷房は部屋の温度を下げることを目的とした機能です。

室内機と室外機をつなぐ配管の中を循環する冷媒が熱交換器を通して室内の熱を奪い、冷えた空気を室内に戻すことで室温を下げます。

 

空気が冷やされる際には湿度の急激な低下によって飽和した水蒸気が結露水となります。

この結露水がドレンホースを通って室外機へ排出されます。

 

室内の空有忌中の水分(湿気)を排出することになるため、冷房は除湿を兼ねていることにもなります

 

除湿は湿度を下げる機能

除湿は湿度を下げることを目的とした機能です。

一般的な弱冷房除湿は冷房と同様の仕組みで室内の温度を下げています。

 

しかし冷房が素早く室温を下げることを目的にしていることに対して、除湿は湿度を下げることを一番の目的としているため急激に部屋を冷やさないよう弱冷房で運転して湿度を下げます

 

エアコンの上位機種にある再熱除湿

再熱除湿はエアコンの中でも特に上位機種に搭載されています。

 

弱冷房除湿は部屋を冷やしながら除湿しますが、再熱除湿は冷やした空気をエアコン内部で温めなおしてから送風します

そのため部屋を冷やさずに室温を保ったまま除湿することが可能です。

 

梅雨の時期など湿気が多くまだ肌寒さが残る日は再熱除湿を行うことで快適な室温のまま除湿が行えます。

また、再熱除湿は弱冷除湿に比べて除湿量が大きいです。

 

しかし冷やした空気をあたためなおす必要があるため、多くの電力を消費するデメリットがあります

 

電気代が安いのは弱冷除湿

除湿は冷房より電気代が安い場合と高くなる場合がある理由は、再熱除湿の場合には冷房よりも高くなることを言います。

 

電気代が安い順番は以下のようになります。

設定温度24℃時の各モードのコスト

  1. 弱冷房除湿(4.1円/時間)
  2. 冷房(11.0円/時間)
  3. 再熱除湿(14.9円/時間)
ただし弱冷房除湿は電気代が安いというメリットがある反面、部屋の温度を下げてしまい除湿量が少ないデメリットがあります。

再熱除湿は電気代が高くなりますが、肌寒い梅雨の季節に適していて湿度を下げたいけど冷え性で就寝時に室温を下げたくない場合などに重宝するでしょう。

 

真夏に再熱除湿を使用すると室温が下がらないばかりか電気代も高くついてしまうことになりますので注意が必要です。

 

エアコンの弱冷除湿と再熱除湿の見分け方

エアコンのメーカーによって再熱除湿を搭載しているモデルとそうでないモデルがあります

2020年モデルの最新エアコンでは富士通とコロナのエアコンに再熱除湿と弱冷房除湿をリモコンで切り替えることができます。

他のメーカーは再熱除湿方式のいの場合や再熱除湿方式ではないけど快適な温度を保てるように工夫された除湿機能になっているなど様々です。

 

現在使っているエアコンの除湿方式が知りたい場合は取り扱い説明書に記載されている場合がありますので確認してみましょう。

わからない場合はメーカーに問い合わせることで確認できます。

 

エアコンの冷房と除湿の上手な使い方

冷房 弱冷房除湿 再熱除湿
消費電力量(省エネ性) 再熱除湿より少ない 最も少ない 冷房より多い
部屋の温度 最も下がる 少し下がる あまり下がらない
除湿量 最も多い あまり多くない 多い
こんな時におすすめ
  • 短時間で部屋を冷やしたい
  • 蒸し暑くて温度も湿度も下げたい
  • 軽く除湿したい
  • 休日などで運転時間が長くなるが省エネしたい
  • 梅雨の時期などで湿度は下げたいが温度は下げたくない
  • 就寝時や就寝前など

冷房は部屋が蒸し暑くて急激に温度を下げたい場合に有効です。

除湿量も最も多いのですが電気代が高くなります。

ポイント

  • 弱冷房除湿は消費電力が最も少なく軽く除湿したい方に向いてます。

部屋の温度を下げにくいですが省エネしたい方に向いてます。

  • 再熱除湿は湿度は下げたいけど温度は下げたくない方に向いてます。

しかし電気代が最も多くなるので省エネには向いてません。

このようにメリットとデメリットがありますので状況に応じて使い分けるのがいいでしょう

 

まとめ

エアコンの冷房と除湿の違い

  • 冷房よりも弱冷房除湿の方が電気代が安くなる
  • 冷房よりも再熱除湿の方が電気代が高くなる
  • 省エネには弱冷房除湿
  • 急激に温度と湿度を下げるなら冷房
  • 梅雨の時期など肌寒い時には再熱除湿
  • エアコンの除湿方式を確認する

エアコンの冷房と除湿の電気代がどちらが安いかは除湿方式によって異なります

弱冷房除湿の場合は冷房よりも電気代が安くなり、再熱除湿方式ならば冷房よりも電気代が高くなります。

そのため一概に除湿が電気代が安いとは言い切れません。

 

ご自宅のエアコンの取り扱い説明書を確認して、弱冷房除湿なのか再熱除湿か確認してから利用するのがいいでしょう。

わからない場合はメーカーに問い合わせすることで確認できます。

 

また、電気代そのものを安くしたい場合は電力会社の見直しが必要です。

2016年から電力自由化になったことで様々な電力会社から選べるようになりましたので、ライフスタイルにあった電力会社を選べば電気代を安くできます。

 

このサイトでは様々な電力会社の料金や評判などについて解説しておりますので併せて参照されてみてはいかがでしょうか?

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