この記事ではいわて電力の料金について解説しております。
いわて電力に切り替えるのに料金が気になりますよね。

電気代が東北電力よりも安くなると評判ですが実際の料金の違いがわからないと思いますので、表にして比較しました。
また、いわて電力は料金の一部を地域貢献活動の支援になったり暮らしのサポートがあります。
いわて電力の料金がなぜ安くなるかの理由についても解説します。
この記事でわかること
- いわて電力の料金について
- いわて電力と東北電力の比較
- いわて電力の料金が安くなる理由
目次
いわて電力の基本料金と料金プランを東北電力と比較した表
いわて電力に切り替えるのに料金について知っておきたいですよね。
家庭向けプラン「おうち電灯B」と、お店向けのプラン「おみせ電灯C」があります。

いわて電力「おうち電灯B」の料金
いわて電力と東北電力の料金を比較したものを紹介します。
基本料金
契約アンペア数 | 東北電力従量電灯B | いわて電力 |
30A | 990.00円 | 990.00円 |
40A | 1320.00円 | 1320.00円 |
50A | 1650.00円 | 1650.00円 |
60A | 1980.00円 | 1980.00円 |
電力量料金(1kWhあたりの料金)
東北電力従量電灯B | いわて電力 | |
120kWhまで | 18.58円 | 18.58円 |
120kWh〜300kWh | 25.33円 | 24.44円 |
300kWh以上 | 29.28円 | 26.79円 |
基本料金は東北電力と同じです。
120kWh以上からいわて電力の料金の方が安くなります。
120kWhまでの料金は東北電力と同じなので、一人暮らしなどあまり電気を使わない家庭は安くならない可能性があります。
いわて電力「おみせ電灯C」の料金
いわて電力と東北電力従量電灯Cを比較します。
電力量料金(1kWhあたりの料金)
東北電力従量電灯C | いわて電力 | |
最低料金(1kWAあたり) | 330.00円 | 330.00円 |
120kWhまで | 18.58円 | 18.58円 |
120kWh〜300kWh | 25.33円 | 24.44円 |
300kWh以上 | 29.28円 | 26.79円 |
最低料金は東北電力と同じです。
120kWh以上からいわて電力の料金の方が安くなります。
電気代の一部が地域貢献活動に充てられる
いわて電力では支払いする電気料金の一部を様々な活動や団体へ支援する取り組みをしています。
地域の将来のための社会貢献活動として、以下の6種類のプランから選ぶことでサポーターになれます。
社会貢献活動プランの内容
- 野球少年応援プラン
- サッカー少年応援プラン
- スポーツクライミング応援プラン
- こども食堂応援プラン
- 医療ケア児支援プラン
- いわての防災教育支援プラン
いわて電力はこの支援に対しての評判が良く、地域雇用も積極的に行なっており岩手県を盛り上げようと、良くしようという姿に共感を持っている方が多いようです。
24時間365日困った時にサポートしてくれる
いわて電力では無料オプションで突発的なトラブルに対して24時間365日受付している「いわて電力安心サポート」があります。
電気に関するトラブルはもちろん、ガス・水道・カギ・ガラスのトラブルに対応してくれる便利なサービスです。
トラブル対処内容
- 電気のトラブル
- ガラスのトラブル
- ガスのトラブル
- 水回りのトラブル
- カギのトラブル
材料費や特殊工事費用がかかる場合は別途費用が発生する場合がありますが、事前に作業内容や発生する費用について説明し、承諾を得てから作業となりますので安心してください。

いわて電力の電気代が安い理由について
上記の表のように、いわて電力の料金は東北電力エリアよりも安くなります。
しかしなぜ電気代を安くできるのか疑問に思う方もいますね。
いわて電力がコストを最小限に抑えることで従来の料金メニューよりも安い単価で設定が可能になったことで電気料金を安くできてます。
また電気代を安くできることに対しては2016年に電力自由化になったことが大きな理由です。
電力自由化になった理由
電力自由化になったきっかけとなるものは2011年3月11日の東日本大震災の「福島第一原子力発電事故」にあります。
この悲惨な事故によって国民だけでなく政府も今までの電力供給システムに限界を感じ、以下のような目的をあげました。
ポイント
- 電力の安定供給を確保する
- 電気料金を最大限抑制する
- 電気利用者の選択肢を増やし企業の事業機会を拡大する
これにより都市ガスやガソリン、通信会社など様々な企業が新電力の事業に乗り出しています。

関連リンク
初期費用と解約金がないからお試し感覚で切り替えることができる
いわて電力の料金は電気代だけでなく初期費用や解約金も気になりますよね。
いわて電力の切り替えには契約事務手数料などの初期費用料かかることがありません。
解約の際にも事務手数料や違約金の解約金がありません。
初期費用と解約金がないためお試し感覚で切り替えることができます。

まとめ
いわて電力料金まとめ
- 120kWh以上から東北電力より安くなる
- 基本料金は東北電力と同じ
- サポートが無料でついてくる
- 支払いの一部が地域貢献に使われる
- 初期費用と解約金はない
いわて電力に切り替えができるのは東北電力エリアですので、東北電力の料金を比較しましたが120kWh以上でいわて電力より安くできるようになります。
基本料金と120kWhまでの電力量料金は同じです。
一人暮らしなどあまり電気を使わない方はそこまで安くならないので実感が薄いかもしれません。

初期費用や解約金もかからないのでお試し感覚で切り替えることも可能です。
ただし、料金が劇的に安くなるものではありませんのでシンプルに電気代を安くしたい場合は他の電力会社の方がおすすめになります。
このサイトではいわて電力だけでなく様々な新電力の料金や評判、デメリットなどについて解説しておりますので併せて参照されてみてはいかがでしょうか。