この記事では0円でんきのデメリットとメリットについて解説しています。
家庭の電力を新電力に切り替えるのに大きなデメリットがあったら困りますね。
例えば停電が起こりやすくなるとか、電気代が高くなるとかの心配もあるでしょう。
0円でんきに切り替えて後悔したくないためにも先にデメリットについて知っておきたいですね!
また、同時にメリットについて知っておく事で切り替える事の判断にもなります。
この記事でわかること
- 0円でんきのデメリット
- 0円でんきのメリット
- 0円でんきのデメリットとメリットを比較して検証した結果
目次
0円でんき5つのデメリット
0円でんきに切り替える前にデメリットについて知っておきたいですね。
先にデメリットを知っておけば後悔する事が少なくなると思います。
0円でんきのデメリットは以下のようなものがあります。
注意ポイント
- 一人暮らしでは逆に高くなる可能性がある
- 支払い方法がクレジットカード払いのみ
- 知名度が低く口コミが少ない
- 解約金は基本的にはないが請求される可能性がある
- 生活周りのサポートがない
0円でんきのデメリットについて一つずつ解説していきます。
一人暮らしでは逆に高くなる可能性がある
0円でんきは基本料金が0円で、電力量料金は一定です。
電力を多く使うほど高くなっていくように段階的に上がるようにはなっておらず、電気をあまり使わなくても多く使っても一定です。
この場合電気を多く使う家庭では安くなりますが、一人暮らしなどあまり電気を使わない家庭では逆に高くなってしまう可能性があります。
例えばですが東京電力の電力量料金を比較すると以下のようになります。
東京電力と電力量料金(1kWhあたりの料金)比較
東京電力従量電灯B | 0円でんき | |
120kWhまで | 19.88円 | 26.30円 |
120kWh〜300kWh | 26.48円 | |
300kWh以上 | 30.57円 |
300kWh以上では東京電力より安くなりますが、120kWh未満では東京電力の方が安くなります。
このように地方電力と比較すると電気をあまり使わない家庭では0円でんきの方が高くなってしまう可能性があります。
支払い方法がクレジットカード払いのみ
0円でんきの支払い方法はクレジットカードのみです。
今までの電気代を口座振替や請求書払いで支払っていた方は今まで通りに支払いたいと思うでしょうが、残念ながらクレジットカード決済のみです。
以前は口座振替や請求書払いで申し込みができましたが現在は行えません。
ただし、すでに口座振替や請求書払いで契約済みの場合は引き続き利用できます。
-
0円でんきの支払い方法って何がある?【締め日や引き落とし日も解説】
この記事では0円でんきの支払い方法について解説しています。 0円でんきに切り替えるのに支払い方法について気になる方もいますね。 今までの電気代を口座振替やコンビニ後払いで行っていた方は同 ...
続きを見る
知名度が低く口コミが少ない
0円でんきはまだ知名度が低いです。
そのため評判や口コミを調べようにも情報が少なすぎて良いか悪いかの判断が難しいです。
評判が悪い新電力は営業の評判が悪い事が多く、0円でんきはこのような口コミもありません。
解約金は基本的にはないが請求される可能性がある
0円でんきの解約で基本的には解約金がかかりませんが、この「基本的に」という部分が気になりますよね。
公式サイトによると、「解約の際には15日前までに報告しないと工事費用等を負担していただく事があります」と記載があります。
これは契約残余期間に応じた違約金および工事費精算金がかかるとの事です。
基本的には解約金がかからないというのは、1年更新の15日前までに解約すれば解約金がかからないという事でしょう。
生活周りのサポートがない
新電力では電気などのトラブル時に駆けつけてくれるサービスを行なっているところがあります。
24時間365日電気のことで困ったら頼れるサポートをオプションで有料のところもあれば無料で行なってくれるところもあります。
しかし0円でんきではこのような生活周りのサポートをしてくれるサービスはありません。
有料でもオプションがありませんので困った時に相談するところがないのがデメリットです。
0円でんき2つのメリット
0円でんきのデメリットを把握したところでメリットについてチェックしていきましょう。
メリットを把握する事で0円でんきに切り替える判断ができますね。
0円でんきのメリットは以下のようなものがあります。
ポイント
- 基本料金がなく電気を多く使う家庭では安くなる
- 初期費用がない
0円でんきのメリットについて一つずつ解説していきます。
基本料金がなく電気を多く使う家庭では安くなる
0円でんきは基本料金が0円です。
電力料金は使った分だけの支払いになり、電気を多く使う家庭では安くなるようになります。
デメリットの項目でも紹介しましたがが東京電力の電力量料金を比較すると以下のようになります。
東京電力と電力量料金(1kWhあたりの料金)比較
東京電力従量電灯B | 0円でんき | |
120kWhまで | 19.88円 | 26.30円 |
120kWh〜300kWh | 26.48円 | |
300kWh以上 | 30.57円 |
このように300kWh以上使うようならば0円でんきの方が大幅に安くなります。
初期費用がない
0円でんきは初期費用が一切かかりません。
契約事務手数料がないので申し込みは気楽に行えます。
解約金も基本的にはかからないですが、工事費の負担など不安要素があるのでお試し感覚で切り替えができるとは言えない部分があります。
まとめ デメリットとメリットを比較した結果
0円でんきデメリットとメリットのまとめ
- 一人ぐらいしでは高くなる可能性があるが電気を多く使う家庭なら安くなる
- 解約金は基本的にないが工事費を請求される可能性がある
- 生活周りのサポートがない
- 支払いがクレジットカードのみ
新電力に切り替えるのに一番機にするのが料金だと思います。
0円でんきは基本料金が0円の新電力で、電力量料金は使った分だけの支払いになります。
電力量料金は一定なので、一人暮らしなどあまり電気を使わない家庭では電気代が高くなってしまう可能性があります。
電気を多く使う家庭では大幅に安くなる見込みがあります。
生活周りのサポートがないことや支払いがクレジットカードのみのデメリットがありますが、料金だけを見る場合はお得になる可能性があります。
初期費用がかからないので気軽に切り替える事ができますが、解約の際に工事費の請求が発生する場合があるようなので「お試しにどうぞ!」とは言いにくいです。
0円でんきの口コミが少なくて評判がわかりにくいですが、このサイトでは様々な新電力お評判を紹介しておりますので併せて参照してみてはいかがでしょうか。
ココがおすすめ