
新日本エネルギーの料金を各エリア地方電力と比較
新日本エネルギーを利用する前にもっとも気になるのは料金ではないでしょうか。
毎月の電気代が安くなってお得になると言われても、実際に今まで使っていた電力とどれくらい違うのか?気になりますよね。


電気代がそこまで安く感じないと乗り換える意味があるのかと疑問に思いますね。
また、新日本エネルギーはWebからの申し込みの場合のみ解約金がかかりませんが、他の申し込み方法では3年未満の解約(自動更新)で9,000円(税抜き)の解約違約金がありますので慎重になります。
基本料金はあるのか、毎月の従量電力料金はどれくらいなのか。
この記事では新日本エネルギーの電気代を各地方電力と比較して解説します。
ちなみにですが沖縄電力エリアでは対応してませんので、沖縄県に住んでいる方は他の電力会社の料金を参照してください。
この記事でわかること
- 新日本エネルギーの料金
- 新日本エネルギーのエリア別料金の比較
目次
新日本エネルギーの料金

新日本エネルギーの基本的な料金について
電気代には基本料金と使った分だけ払う従量電力料金があります。
新日本エネルギーでは基本料金があり、従量電力料金は3段単価方式担っています。
また、月の使用量がない場合に発生する最低月額料金もあります。
新日本エネルギーの基本料金
新日本エネルギーには基本料金が発生します。
基本料金はアンペアごとに設定されていて、地方電力の基本料金より安く設定されているところもあれば全く同じところもあります。
また、新日本エネルギーは30アンペア未満では契約できない地方があります。
多くの地方では30アンペア以上の契約になるので現在アンペアなどで利用している人は注意してください。
従量電力料金は3段階
新日本エネルギーの従量電力料金は3段単価方式です。

使う電力が多いほど電気代が上がりますが、割引率は安くなります。
そのため、一人暮らしなどあまり電気を使わない家庭ではあまりお得に感じないかもしれません。
新日本エネルギーを地方電力エリア別で料金を比較してみた表

新日本エネルギー料金を地方電力で比較した表
新日本エネルギーの料金を各地方電力と比較して紹介します。
基本料金はあり、30アンペア未満では契約できない地方があります。
また、最低月額料金(月の使用量が無い場合に発生する料金)があるのも特徴です。
新ネクストプラン電灯Bを例に料金を比較しています。
※2021年4月現在は提供エリアは「東京電力エリア」「北陸電力エリア」「九州電力」の3エリアのみになっています。
北海道電力エリアの場合
北海道電力の従量電灯Bと新日本エネルギーを比較します。
基本料金
契約アンペア数 | 北海道電力従量電灯B | 新日本エネルギー |
10A | 341.00円 | - |
15A | 511.50円 | |
20A | 682.00円 | |
30A | 1023.00円 | 920.70円 |
40A | 1364.00円 | 1227.60円 |
50A | 1705.00円 | 1534.50円 |
60A | 2046.00円 | 1841.40円 |
電力量料金(1kWhあたりの料金)
北海道電力従量電灯B | 新日本エネルギー | |
120kWhまで | 23.97円 | 23.97円 |
120kWh〜280kWh | 30.26円 | 30.26円 |
280kWh以上 | 33.98円 | 32.28円 |
メモ
最低月額料金:1契約250.8円
北海道電力と比較すると基本料金が安く設定されています。
従量電力料金は280kWh以上利用しないと安くならないので電気をあまり使わない家庭では安さを感じにくいでしょう。
東北電力エリアの場合
東北電力の従量電灯Bと新日本エネルギーを比較します。
基本料金
契約アンペア数 | 東北電力従量電灯B | 新日本エネルギー |
10A | 330.00円 | - |
15A | 495.00円 | |
20A | 660.00円 | 660.00円 |
30A | 990.00円 | 990.00円 |
40A | 1320.00円 | 1320.00円 |
50A | 1650.00円 | 1650.00円 |
60A | 1980.00円 | 1980.00円 |
電力量料金(1kWhあたりの料金)
東北電力従量電灯B | 新日本エネルギー | |
120kWhまで | 18.58円 | 18.38円 |
120kWh〜300kWh | 25.33円 | 24.43円 |
300kWh以上 | 29.28円 | 26.93円 |
メモ
最低月額料金:1契約261.8円
東北電力エリアでは20アンペア以上から利用可能で基本料金は東北電力と全く同じです。
最低料金は261円で従量電力料金は300kWhの3段階目から割引率が上がります。
東京電力エリアの場合
東京電力の従量電灯Bと新日本エネルギーを比較します。
基本料金
契約アンペア数 | 東京電力従量電灯B | 新日本エネルギー |
10A | 286.00円 | - |
15A | 429.00円 | |
20A | 572.00円 | 572.00円 |
30A | 858.00円 | 858.00円 |
40A | 1144.00円 | 1144.00円 |
50A | 1430.00円 | 1430.00円 |
60A | 1716.00円 | 1716.00円 |
電力量料金(1kWhあたりの料金)
東京電力従量電灯B | 新日本エネルギー | |
120kWhまで | 19.88円 | 19.88円 |
120kWh〜300kWh | 26.48円 | 24.04円 |
300kWh以上 | 30.57円 | 26.12円 |
メモ
最低月額料金:1契約235.84円
東京電力エリアでは20アンペア以上から利用できて基本料金は全く同じです。
300kWh以上から割引率が大幅に上がるので電気を多く使う家庭では安く感じるでしょう。
一人暮らしでは大して差は感じないと思います。
中部電力エリアの場合
中部電力の従量電灯Bと新日本エネルギーを比較します。
基本料金
契約アンペア数 | 中部電力従量電灯B | 新日本エネルギー |
10A | 286.00円 | - |
15A | 429.00円 | |
20A | 572.00円 | 486.20円 |
30A | 858.00円 | 729.30円 |
40A | 1144.00円 | 972.40円 |
50A | 1430.00円 | 1144.00円 |
60A | 1716.00円 | 1372.80円 |
電力量料金(1kWhあたりの料金)
中部電力従量電灯B | 新日本エネルギー | |
120kWhまで | 21.04円 | 21.04円 |
120kWh〜300kWh | 25.51円 | 24.51円 |
300kWh以上 | 28.04円 | 25.92円 |
メモ
最低月額料金:1契約258.24円
中部電力エリアでは基本料金が安く設定されています。
3段階目の割引率も大きくなり、電気を多く使う家庭では安く利用できるのではないでしょうか。
北陸電力エリアの場合
北陸電力の従量電灯Bと新日本エネルギーのプランSを比較します。
基本料金
契約アンペア数 | 北陸電力従量電灯B | 新日本エネルギー |
10A | 242.00円 | - |
15A | 363.00円 | |
20A | 484.00円 | 387.20円 |
30A | 726.00円 | 580.80円 |
40A | 968.00円 | 774.40円 |
50A | 1210.00円 | 968.00円 |
60A | 1452.00円 | 1161.60円 |
電力量料金(1kWhあたりの料金)
北陸電力従量電灯B | 新日本エネルギー | |
120kWhまで | 17.84円 | 17.85円 |
120kWh〜300kWh | 21.73円 | 21.43円 |
300kWh以上 | 23.44円 | 21.43円 |
メモ
最低月額料金:1契約181.39円
北陸電力エリアでは基本料金が安く設定され、従量電力料金は実質2段階です。
120kWh以上から21.43円なので、他の地方より安く利用できます。
関西電力エリアの場合
関西電力の従量電灯Aと新日本エネルギーを比較します。
最低料金
関西電力従量電灯A | 新日本エネルギー |
341.01円(15kWhまでの使用) | 0.00円(15kWhまでの使用) |
電力量料金(1kWhあたりの料金)
関西電力従量電灯A | 新日本エネルギー | |
120kWhまで | 20.31(15kWh以上120kWhまで) | 20.31円 |
120kWh〜300kWh | 25.71円 | 24.48円 |
300kWh以上 | 28.70円 | 27.20円 |
関西電力従量電Aと比較すると基本料金は0円です
ただしその代わり従量電力料金の差はあまりありません。
中国電力エリアの場合
中国電力の従量電灯Aと新日本エネルギーを比較します。
最低料金
中国電力従量電灯A | 新日本エネルギー |
336.87円(15kWhまでの使用) | 0.00円(15kWhまでの使用) |
電力量料金(1kWhあたりの料金)
中国電力従量電灯A | 新日本エネルギー | |
120kWhまで | 20.76円(15kWh以上120kWhまで) | 20.76円 |
120kWh〜300kWh | 27.44円 | 27.44円 |
300kWh以上 | 29.56円 | 28.08円 |
中国電力エリアでは最低利用料金(基本料金)がありません。
しかし300kWh以上出ないと電気代に差がなく、割引率もかなり低めです。
四国電力エリアの場合
四国電力の従量電灯Aと新日本エネルギーを比較します。
最低料金
四国電力従量電灯A | 新日本エネルギー |
411.40円(15kWhまでの使用) | 0.00円(15kWhまでの使用) |
電力量料金(1kWhあたりの料金)
四国電力従量電灯A | 新日本エネルギー | |
120kWhまで | 20.37円(15kWh以上120kWhまで) | 20.37円 |
120kWh〜300kWh | 26.99円 | 25.46円 |
300kWh以上 | 30.50円 | 25.46円 |
四国電力エリアでは最低利用料金(基本料金)がありません。
従量電力料金は実質2段階で300kWh以上なら割引率が高くなります。
九州電力エリアの場合
九州電力の従量電灯Bと新日本エネルギーを比較します。
基本料金
契約アンペア数 | 九州電力従量電灯B | 新日本エネルギー |
10A | 297.00円 | - |
15A | 445.50円 | |
20A | 594.00円 | 590.74円 |
30A | 891.00円 | 763.89円 |
40A | 1188.00円 | 957.41円 |
50A | 1485.00円 | 1130.56円 |
60A | 1782.00円 | 1273.15円 |
電力量料金(1kWhあたりの料金)
九州電力従量電灯B | 新日本エネルギー | |
120kWhまで | 17.46円 | 17.40円 |
120kWh〜300kWh | 23.06円 | 22.90円 |
300kWh以上 | 26.06円 | 24.59円 |
メモ
最低月額料金:1契約314.79円
九州電力エリアでは20A以上から利用でき基本料金が安く設定されています。
従量電力料金の割引率は高くなく、120kWh未満では全く感じないでしょう。
まとめ
新日本エネルギー料金まとめ
- 基本料金があるエリアとないエリアがある
- 基本料金が安くなるエリアもあれば全く同じエリアもある
- 従量電力料金の割引率はエリア毎に違う
新日本エネルギーの料金を各地方電力と比較しました。
北海道電力エリアのみ30アンペア以上でしか利用できなく他は20アンペア以上なら利用できます。
地方によっては基本料金が安くなっているエリアもあれば全く同じエリアもあり、全体的に安くなっているとは言いにくい料金です。
このサイトでは他にも新電力の料金を紹介してますので比較されてみてはいかがでしょうか。
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